舞台まとめ


舞台「里見八犬伝」犬川荘助 役



*初舞台とはとても思えない滑舌の良さと動きの大きさ、ラストにあふれでる「かなしみ」の表現にほれぼれした。





舞台「遊侠 沓掛時次郎」長吉 役


*役者としての華がありつつ、旅役者の猥雑さと世慣れた感じも醸しつつ、でも、そんな自分を演出しているようなクレバーな感じもあり、芸達者な役者さん方の中で存在感をしっかり発揮して、頼もしく見えた。




舞台「AZUMI 幕末編」向駿介 役


*主役の兄としての温かい存在感を失わないながら、若者の苦悩を発揮する!というバランスの難しい役をやり抜いていた。


*ビジュアルがとにかく良い。川栄李奈ちゃんとのやりとりがとても可愛かった。




舞台「真田十勇士」真田大助 役


*初演、再演と大助の生きざまの変化を見せてくれた。早く大河に出てほしい。遠くからだと分かりにくいが、目線や息遣いだけでも気迫さが伝わった。舞台が似合うなと思った作品。


*父上(上川さん)の演技に寄せたのか、本当に親子にしか見えなかった。風格ある殺陣をやりきって力尽きたあと、目を閉じてやる幸村に、涙で舞台が見えなくなるほど心を揺さぶられた。